Before

三価の黒色クロメートは、亜鉛めっきの防錆性向上や外観の色調が目的で行われておりますが、化成被膜の表面は微小な凹凸があることで、光の屈折や反射がしにくく、光沢感のない仕上がりとなります。また被膜も薄く乾燥後の状態によっては被膜が脱落する問題や耐傷性が低いといった欠点があります。

After

三価の黒色クロメート処理の後処理として、樹脂系の透明な塗膜仕上げを行うことで、耐久性を高めるとともに、光沢感のあるきれいな黒色の仕上がりが可能となります。六価クロメートに比べても同等以上の耐食性となっております。