機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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水洗工程の水質安定化によるメッキ不良削減技術
Before
メッキ工程では工程間に水洗設備が設置され前工程の薬剤成分や油分の洗い流しが行われています。一般的に工程間の水洗設備は図1に示すような向流多段水洗にて上層の水をオーバーフローして前槽に移動させて使用水量の削減に努めています。ただし、この方法だと水より比重の重い物質は下層に溜まり易く、下層は汚れた状態となってしまうため、水洗不良が発生し易い状況となってしまいます。
コストダウン事例
After
向流多段水洗各槽に図2に示すような仕切り板を取付けることによりオーバーフローした水が下層に流れ込み、槽内にゆるやかな撹拌が生まれ、上層及び下層の水質を安定化させることが可能となり、水洗不良削減に効果が得られます。
メッキを行うには処理工程間での水洗が必須であり、その際の水質がメッキの仕上がりに大きく影響すると考えられています。単純に水洗の使用水量を増やせば水質を安定させることが可能ですが、結果的にコスト高となってしまうことから現実的ではありません。プレス表面処理一貫加工.comでは使用水量を考慮した水洗設備設計を行い、水質安定化による不具合発生防止に努めています。
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