機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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- 表面処理選定・表面処理最適化のための部品設計(機能向上)
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2色メッキを用いたフープメッキ品の機能性向上技術
Before
電池用端子やリードフレームなどは、フープ状でメッキ加工が行われることが多く、はんだ付け性目的で全面スズメッキ、溶接性目的で全面ニッケルメッキが施されることがあります。ただし、1つの部品において、はんだ付けと溶接を行いたい場合、全面スズメッキ品は、溶接性が劣り、全面ニッケルメッキ品は、はんだ付け性が劣ってしまい、どちらのメッキを選んでも接合強度不足の発生リスクが生じてしまいます。
コストダウン事例
After
1つの部品において、はんだ付けと溶接を行いたい場合、2色メッキをお勧めします。部分浸漬方式のメッキ加工を行うことにより、1つの部品においてスズメッキとニッケルメッキを施すことが可能です。スズメッキ部にはんだ付けを行い、ニッケルメッキ部に溶接を行うことにより、接合強度不足の発生リスクを低減できます。
フープ材のメッキ加工は、求められる機能性を考慮したうえで単一種のメッキを施すのが一般的です。しかしながら、近年においては電子機器の小型化が進み、搭載される部品点数は減少傾向であり、1つの部品において要求される機能性は多様化しつつあります。そのため、単一種のメッキのみでは顧客要求への対応が困難となり、2色メッキを活用されることが増えてきています。フープ材のプレス加工及び2色メッキ加工のことならプレス表面処理一貫加工.comへお任せください。
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