機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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圧縮プレスの不具合防止技術
Before
材料をわずかに圧縮して厚さ精度を向上させる圧縮プレスを行うと材料の膨らみ【図1】、反り【図2】といった問題が起こってしまうことがあります。このような問題は製品の外観、寸法公差などの不具合(不良品)に直接関係してしまうため、順送プレス金型ではこのような不具合を修正して良品を生産しなければなりません。
コストダウン事例
After
パンチを段差形状とすることで材料天面の膨らみが押さえられ、ダイを凸形状とすることで底面から膨らみ修正を行うことができる。【図3】
材料の平坦度を修正することを目的とした下記内容のようなサイジング加工を行なう。【図4】
・単純にプレートの平面で圧縮する面押し【図4-a】
・上下のプレートに凸形状を施し、山谷で材料を圧縮して面を修正する山谷打ち【図4-b】
・上下のプレートに凸形状を施し、山山で材料を圧縮して面を修正する山山打ち【図4-c】
上記対策を講じることで不良が低減し、歩留り向上に努めることが可能となります。
圧縮プレスとは潰し加工又は、板鍛造とも呼ばれ材料を圧縮し、板厚を変える目的で用いられています。品物形状によっては、切削工程などを省略できプレス工程のみで製品加工が完結できることから非常にコストメリットに優れた工法です。プレス表面処理一貫加工.comでは、蓄積された技術力により様々な工法を用いたコストダウン提案を行わせていただいております。
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