機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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純チタンの陽極酸化処理法による単色加工技術
Before
純チタンをガスバーナーやガスコンロで炙ると焼色が付くことが一般的に良く知られています。【写真①】
塗料や染料を使わずして色が付くという不思議な現象ですが、これは純チタン表面に生成された酸化皮膜に起因したものであり、純チタン表面及び酸化皮膜表面の反射光が干渉作用を引き起こし、強められた波長の光が色となって見えています。【図①】
しかしながら、上記処理方法では焼きの状態を均一にするのが難しく、不均一な厚さの酸化皮膜が生成してしまうため、色ムラが出てしまい使用用途は限られてしまいます。
コストダウン事例
After
電解液中に純チタンを浸漬し、陽極酸化処理を行うことで均一な厚さの酸化皮膜を生成させることが可能となり、単色を生み出すことができます。【図②】
また、処理浴及び処理電圧を調整することによって色調(酸化皮膜の厚さ)を変化させることができるため、カラーバリエーションが豊富であり、使用用途を拡大させることが可能となります。【写真②】
純チタン陽極酸化処理品の特長
・単色を生み出すことが可能であり、カラーバリエーションが豊富。
・塗料や染料を使用していないので退色が起こり難い。
・酸化皮膜による発色であるため耐候性に優れる。
チタンは、実用金属の中でマグネシウム、アルミニウムに次いで軽い金属であり、優れた耐食性で加工性も良いことから幅広い分野で使用されています。プレス表面処理一貫加工.comでは、チタンの表面処理技術を高めることによりチタンの付加価値向上に努めております。チタンの表面処理のことならプレス表面処理一貫加工.comへお任せください。
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