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プレス表面処理一貫加工.com

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Produced by 鳥取旭工業(株)

プレス加工から、表面処理までを一貫加工することで納期短縮とコストダウンを実現!

製品のリードタイムを短縮し、製品の市場競争力を向上させるプレス加工と表面処理の一貫加工の技術知識を提供する専門サイト

機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)

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軽量化金型による生産性向上(プレス設備負担軽減)のポイント

Before

一般的なプレス金型には、「ストリッパ」という金型を構成する部品(プレート)が有ります。この「ストリッパ」とは、上型(パンチ側)に組み込まれており、プレス打ち抜き後にパンチから材料を剥がす役割、パンチがダイ(下型)に入る際にガイドする(支える)ことで、パンチの振れを低減させ一定精度を保ちながら加工させる役割を持っています。又、この部品は製品へ直接触れる(製品を押える)ことから、打痕防止のために一定硬度を持たせた高炭素鋼(炭素が一定量以上含まれる鋼材)を使用することが多く、強度が必要な金型になるほど厚みと大きさも増し、その部品重量がプレス加工(上下運動)を妨げる負荷となってしまします。

コストダウン事例

After

「ストリッパ」を高炭素鋼製(比重:約7.8)から、ジュラルミン製(アルミニウム合金、比重:約2.8)に変更することで、約40%の重量低減が可能となり、プレス設備の動作負荷を軽減することが出来ます。又、この素材は、高炭素鋼と同等の強度を持ち、尚且つ切削加工性に富んでいるといったメリットがあります。尚、製品へ直接触れる(製品を押える)部分のみ高炭素鋼を張り付ける(インサートする)形で使用し、「ストリッパ」のベースとなるプレートをジュラルミン製とすることで「打痕防止」と「軽量化」を両立させることも可能となります。

近年では品質・コスト・リードタイムなど、製品に求められるニーズは多種多様で高度化しております。プレス表面処理一貫加工.comでは、金型の軽量化を図り金型自体の性能アップと合わせ、プレス機械の回転数アップの取組を行い、最終的に加工能力(スピードアップ)によるコストダウンを強化しております。尚、金型の重量低減を進めていく上で、素材の変更は大変有効的手段と言えますが、耐食性、耐久性に劣るといったデメリットも併せ持ち、使用する環境によっては、変更前の素材が良いケースも考えられますが、プレス表面処理一貫加工.comでは、これらの生産性・金型・設備の寿命を総合的に判断し、最善の方法を御提案させて頂きますので、お気軽にお問合せ下さい。
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