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プレス表面処理一貫加工.com

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炭素、ケイ素含有鉄鋼材への化学研磨~めっきポイント

Before

after7-5炭素、ケイ素などを多く含む鉄鋼材は、めっきの前処理工程にてスマットを発生することから難めっき素材といわれています。平滑化、光沢化、バリ取りを目的として、このような炭素、ケイ素含有鉄鋼材のめっき前処理として化学研磨を行うことがありますが、炭素、ケイ素は、化学研磨液に含まれる硫酸、塩酸のような酸では溶解せず、素材表面にスマットとして残存してしまいます。スマットが残ったままめっきを行うと、密着不良、耐食性低下、外観不良となることがあり、素材に応じて適切なめっき前処理方法を検討する必要性があります。

コストダウン事例

After

after7-5

一般的な鉄鋼材の化学研磨後処理工程は、化学研磨→弱酸活性→めっき(各工程間水洗実施)となりますが、炭素、ケイ素などを多く含む鋼材の場合、化学研磨後に電解洗浄を追加することによって素材表面に発生したスマットを除去することが可能となります。電解洗浄とは、アルカリ溶液中で金属素材を陽極または陰極にして通電することによって酸素または水素ガスを素材から発生させ強制的に素材表面のスマットを除去する方法です。素材表面にスマット残りが少ない状態でめっきを行うことが高品質な品物を作り上げる重要ポイントとなります。

鉄鋼材は、硬さ、粘り強さ、引っ張り強さ、耐摩耗性、衝撃強度、加工性を向上させるため、炭素、ケイ素、マンガン、リン、硫黄などが意図的に加えられたり、製法上不純物として前述元素が、残存してしまうことがあります。鉄鋼材は、大気中で放置すると赤錆びを発生してしまうことから何らかの表面処理を施すのが一般的ですが、炭素、ケイ素、マンガン、リン、硫黄などが多く含まれている鋼材にめっきを行う場合、前処理時、素材表面にスマットが発生し易いため、めっきの密着性、耐食性、外観に悪影響を及ぼすことが少なくありません。プレス表面処理一貫加工.comでは、事前にお客様から鋼材成分情報を提供していただきその情報に基づいてめっき前処理方法の最適化を行っております。
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