Before

パンチングプレス金型 ダイ（下型刃）の内面構造は、上図の様に打ち抜いた材料が詰る部分と打ち抜いた材料が下方向に落ちていく逃がし部分に分けられますが、この詰り部分が長くなると、打ち抜く際に発生する抵抗が大きくなり、パンチ及びダイを破損させてしまうことがあります。又、破損することで金型修繕（部品交換）作業、製品・材料不良、設備稼働率の悪化などの様々なロスが発生してしまいます。

After

上図のように、打ち抜いた材料の詰り部分を短く設計する事で、打ち抜きの際に発生する抵抗を軽減し、パンチ及びダイの破損を防止。設備稼働率が向上したと共に、修理に関わる作業のロスも減少、又、部品に掛かる負荷が軽減されらことから、結果的に部品そのもものの寿命を延ばすことが出来ました。