機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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光の反射率を抑制する黒色クロメートメッキへの設計変更のポイント
Before
電子機器部品に亜鉛メッキ3価光沢クロメート仕様で検討を行っていましたが、メッキ表面の光の反射率が高く、センサーが誤作動を起こす可能性がありました。単に艶を消すだけなら無光沢メッキにすればいいと思われがちですが、変色などの外観上の価値が下がるため最適な方法とならないケースがあります。
コストダウン事例
After
クロメート処理の目的は、亜鉛皮膜の変色防止及び装飾、また、皮膜の耐食性を高める事です。3価光沢クロメートの代わりに亜鉛メッキ3価黒色クロメートを用いることにより、部品表面が黒色化され光の反射を抑制することができ、誤作動リスクを低減することができました。このような、防眩性メッキは光の反射を嫌う製品に積極的に採用されています。
亜鉛メッキには、一般的にクロメートの種類として、有色、光沢、黒色があり、耐食性、外観など用途に応じて使い分けられることがポイントです。黒色クロメートを用いれば、部品表面の黒色化が可能となり、光反射を抑制することが可能となります。また黒色クロメートは防眩性のほかに、高級感を演出する場合にも有効となります。
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