Before

上図のようなパイプ形状の二部品を溶接にて結合した場合、次工程で表面処理（メッキ処理等）を施すとパイプ形状②の中に、液溜まり・空気溜まり（エアポケット）等が発生し、不メッキなどの表面処理不具合が発生します。結果、設計上の耐食性が満たされず、腐食等の問題が発生するトラブルが起こります。

After

上図のようにプレス加工（前工程）にてパイプ内径形状と同様の角穴を加工することにより、表面処理（次工程）における品質不具合をすべて改善し、内外面全てにおいて設計上の耐食性を確保することができます。上述の溶接加工と比べて工数増となりますが、トータルで考えると工数削減と品質向上を実現できます。