機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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プレス部品のレイアウトパターン設計変更によるコストダウンのポイント
Before
順送プレス加工はプレスの送りピッチが長ければ長いほど、加工能力が上がります。上図のように一般的な60°千鳥パンチングパターンにてプレス加工を行う場合、プレス時の材料送りピッチが短くなり加工能力が上がらないため、コイルの加工のコストアップの原因となります。
コストダウン事例
After
同一の60°千鳥パターンを図のように逆千鳥パターンに設計を変更することで、プレス加工時の送りピッチを長くすることができます。60°逆千鳥パターンの場合、通常の千鳥パターンの約1.73 倍の送りピッチとなり、プレス加工能力が向上し量産時のコストダウンに繋がります。(通常千鳥と逆千鳥のコイル開孔率は同等)
上記のように順送プレスに最適な形で加工能力を考慮しパンチングパターンを設計することにより加工コストを削減することができます。ただし、逆千鳥とすることでパンチング金型の穴加工本数が増えるため、金型コストは増える傾向になります。量産時数量を事前に把握し金型費用を抑えるか、加工コストを抑えるかの適切な判断が必要となります。
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