機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ
Q -よくあるご質問
めっき工程における建浴って何?
A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答
建浴(けんよく)とは
日本工業規格 JIS H0400:1988 電気めっき及び関連処理用語にある、d)めっき処理 番号4038に記載されており、定義としては『電解槽内にめっき浴その他の処理液を作り、電解できるように準備する作業』となっています。(建浴=英語:initial make-up of electrolytic bath)
簡単に説明致しますと、【めっきする槽に、めっき液の組成となる化学薬品を調合し、濃度やpHなどの調整を行い、めっき処理できる状態にする】という事になります。
但し、建浴と言いましても、全て新しく調合する場合は『全建浴』、めっき液の一部のみを調整する場合などは『半建浴』、『部分建浴』などと表現されることがあります。また、建浴作業については、めっきを行う種類によって様々であり、化学薬品も一液で済むものから何液も調合・調整する必要がある場合もございます。
下記に、建浴(全建浴)のイメージを載せていますので御参照下さい。
めっき液のみならず、前処理や後処理でも同じことが言えますが、不純物(金属、有機物、浮遊物など)の混入・反応生成物や添加剤などの蓄積・前工程からの液の持ち込みや汲み出しなどを繰り返すことでバランスが崩れ、処理液は劣化していきます。その為、浴管理(成分の維持、正常な作業条件の維持など)をしっかり行い、めっき不良などの発生を予防管理していくことが大切です。
プレス表面処理一貫加工.comでも同様に浴管理を適正に保つ為、定期的なメンテナンス及び液分析を徹底し、自動補給機や定量ポンプなどを導入して省力化を図るとともに、より細かな補給を行うことで浴変動の少ない安定しためっき処理に努めています。

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