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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ
Q -よくあるご質問
ロジウムめっきとは?
A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答
ロジウムとは
英語【rhodium】、原子記号【Rh】、原子番号【45】、原子量【約102.9】、融点【約1960℃】、密度【約12.4g/㎤】の貴金属の一種であると共に、白金族金属にも分類されています。
貴金属(precious metal又はnoble metal)とは
イオン化傾向が小さく、酸やアルカリに反応し難く、安定している金属の総称。
主に「金・銀・白金(プラチナ)・パラジウム・ロジウム・イリジウム・ルテニウム・オスミウム」の8種類。
白金族金属(PGM:Platinum Group Metals)とは
周期律表で 8~10族に属する遷移金属であり、鉱物として一緒に産出され共通する性質をもつ「白金(プラチナ)・パラジウム・ロジウム・ルテニウム、イリジウム、オスミウム」の 6 種類の金属の総称。
ロジウムの性質
ロジウムは白金族に属する貴金属の中でも非常に硬く展性がある金属です。水や全ての酸に不溶であり、微細な金属粉末で王水や濃硫酸に少し溶ける程度で、常温では変色も起こし難く、化学的に安定した強い耐食性を持っています。また、貴金属の中で最も高価であり、場合によっては金やプラチナよりも高くなる理由として、白金鉱石の不純物として産出されることから、もともとの産出量が極めて少ないことが影響しています。
ロジウムめっきの特徴・用途
地金として使用されることはほぼ無く、めっきをすることで様々な分野で利用されています。
銀に近い白色系の外観を有し、めっき皮膜硬度が非常に高く、金属アレルギーも見られないうえに耐食性もあることから銀製アクセサリーの表面仕上げとして使用されています。銀は柔らかく傷つき易く硫化や塩化による変色を起こしやすいのでロジウムめっきを施すことで保護膜(変色防止、表面保護)の役割を果たします。(その他の装飾品や楽器、時計、眼鏡フレームなど)また、耐熱性、耐摩耗性、電気伝導性、低い接触抵抗を用いていることからリードスイッチ、リードリレー、コネクター等の各種接点部分の電子機器部品や高い反射率を備えていることでカメラなどの光学機器にも使用されています。欠点としてはめっき皮膜の内部応力が高いことでクラックを生じ易い為、厚膜化が難しい点や上記にも述べた通り希少な金属であり高価なことです。
※関連項目(貴金属)
・金めっきの用途・特徴は?
・金めっきはどのような液を使用しているの?
・銀めっきとは?
・イリジウムめっきとは?
・ルテニウムめっきとは?
・白金(プラチナ)めっきとは?
・パラジウムめっきとは?
・オスミウムめっきとは?
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