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Q -よくあるご質問
銀めっきとは?
A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答
銀とは
英語【silver】、原子記号【Ag】、原子番号【47】、原子量【107.8】、融点【961.9℃】、密度【10.5g/㎤】の貴金属の一種です。
貴金属とは
イオン化傾向が小さく、酸やアルカリに反応し難く、安定している金属の総称。 主に「金・銀・白金(プラチナ)・パラジウム・ロジウム・イリジウム・ルテニウム・オスミウム」の8種類。
銀の性質
室温における電気伝導率、熱伝導率が非常に優れており、金属の中では最大とされています。また、金に次いで展延性に富んでいることから機械加工性も良い点や可視光線の反射率が高いことで鏡面性を持ち合わせています。一方、貴金属の中では比較的、化学的に不安定である為、酸素とは直接化合しませんが大気中の僅かな硫化性ガス(自動車の排ガス、温泉地の硫化水素など)や塩素(塩素系の漂白剤など)と反応して、硫化銀(Ag2S)・塩化銀(AgCl)の膜を生成することで褐色〜黒色に変色してしまいやすい一面も持っています。
銀めっきの用途
光沢のある銀白色の外観を持つことで古くから宝飾品・装飾品などに使用されている他に、銀イオンの働きとして抗菌性、滅菌性を持ち合わせていることから洋食器・医療設備・衛生器具などの表面処理に用いられていることや、電気伝導率・熱伝導率が高いことで電気特性を利用した電子部品の製造、反射性を利用した光学部品など幅広い分野で展開されています。
銀めっきの方法、浴種
古代のめっき手法ではアマルガム法などを用いられていましたが、現在では主に電気(電解)銀めっき浴と無電解銀めっき浴が主流となっており下記に主な浴種を示します。また、不安定要素である表面保護を目的とした変色防止処理が必要不可欠です。
○電気(電解)銀めっき浴
高シアン銀めっき浴、低シアンめっき浴、ノンシアンめっき浴、銀合金めっき浴
○無電解銀めっき浴
銀鏡反応、置換銀めっき、自己触媒型無電解銀めっき
※関連項目(貴金属)
・金めっきの用途・特徴は?
・金めっきはどのような液を使用しているの?
・ロジウムめっきとは?
・イリジウムめっきとは?
・ルテニウムめっきとは?
・白金(プラチナ)めっきとは?
・パラジウムめっきとは?
・オスミウムめっきとは?
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