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プレス表面処理一貫加工.com

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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ

Q -よくあるご質問

チタンの陽極酸化処理とはどういうものですか?

A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答

陽極酸化とは、陽極における電気化学的酸化反応の総称で、アルミニウム、チタン、マグネシウムなどの金属を陽極とし、電解液(電解質溶液)中で電解することによって生じる酸素が、これらの金属表面に酸化皮膜を形成させることを目的とした表面処理技術となります。

チタンは活性な金属であり、常温状態では表面に薄い酸化物(不働態酸化被膜)が形成されていることからステンレスやアルミニウムの様に耐食性が高く、軽量且つ高比強度で、無毒性(生態適合性)、耐薬品性(酸、アルカリ)なども兼ね備えた金属ですが、デメリットして高価であり、加工が難しい難削材であるという点が挙げられます。またチタンを大別すると下記のように分類されます。

10月素材1

通常、チタンの外観としては銀灰色をしていますが、チタンの製品で青みがかったような色合い(チタンブルーとも呼ばれる)のものなどをご覧になったことはないでしょうか。これは、チタンを加熱酸化または陽極酸化することで酸化被膜が成長⇒厚み変化し見える色合いが変わるもので、その仕組みは光の反射であり、酸化皮膜ができることでチタンに当たった光が干渉し、その干渉する波長によって色が異なって見えるものとなります。加熱による酸化皮膜生成は色ムラなどが生じ、色合いを均一にすることは難しいです。一方、陽極酸化処理では、電解液(電解質溶液)中で電解し電圧を段階的にコントロールさせることで一定の区画を酸化することが出来る為、酸化被膜の厚さが一定となり、均一な発色をさせることが可能なうえ、多彩な色合いを表現することが出来るとともに高耐食性・高摩耗性を付与することができます。

ラボにて作成しました陽極酸化処理の発色状態(テストピース)を掲載していますので参考にしてください。

10月素材2

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