機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ
Q -よくあるご質問
めっき工程で使用される処理槽とは?
A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答
めっき工程(湿式)を大きく分けると、前処理工程・めっき工程・後処理工程に分類され、化学薬品(酸系、アルカリ系、中性系など)を用いて、それぞれの処理を行っています。
<各工程の主な処理内容>
- 前処理工程:表面付着している異物除去、プレス油除去、酸化被膜除去、表面活性化など
- めっき工程:被めっき物へのめっき、下地めっき、多層めっきなど
- 後処理工程:めっき後の表面中和、防錆処理、変色防止処理など
被めっき物の材質・めっきの仕様によって様々な種類と製法があるため一概には言えませんが、各工程における処理槽は、被めっき物が浸漬可能な大きさに加えて、耐久性・耐熱性・耐蝕性・耐薬品性を備えた条件で選定・製作する必要が御座います。 めっき加工で使用されている主な処理槽に付いて、材質とその特徴を記載しますので、ご参考として下さい。
<PVC(ポリ塩化ビニル)槽>
耐薬品性に優れ、加工し易い。高温度の使用、大容量槽としては不向き。
<鉄槽+PVC(ポリ塩化ビニル)ライニング>
鉄で製作された槽の表面にPVCを貼り付けたもので大容量槽に有効で比較的低コスト。
<PP(ポリプロピレン)槽>
耐薬品性に優れ、PVCに比べて耐衝撃に優れ柔軟性が高く、高温度でも使用できるがコストはかかる。
<FRP(繊維強化プラスチック)槽>
耐薬品性に優れ、軽量であり、高温度でも使用できるがPP同様コストはかかり、加工性に乏しい。
<SUS(ステンレス)槽>
無電解めっき(化学めっき)用途として使用される。
<鉄槽>
アルカリ脱脂洗浄工程で使用され高温度でも使用できて低コスト。酸系は腐食する為、NG。
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