Q -よくあるご質問

めっきの硬さはどうやって評価するの？

A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答

一般的に硬さ試験は、ブリネル硬さ試験・ビッカ-ス硬さ試験・ロックウェル硬さ試験などと呼ばれる試験法で評価されています。圧子と呼ばれる硬い物質を測定する部分に荷重をかけてくぼみを作り、そのくぼみの直径・対角線長さ・深さなどから硬さ値を求めています。

めっきは非常に薄い被膜であることから硬さ値を求める場合は更に荷重を軽くした、マイクロビッカース硬さ試験、ロックウェルスーパーフィシャル硬さ試験と呼ばれる試験法で評価されますが、めっきの硬さ測定は主に前者のマイクロビッカース硬さ試験法が用いられています。

※代表的な各試験内容を簡単に纏めたものを掲載します。

めっきの硬さは、素材となる種類、めっきの種類、めっき方法、めっき液の組成、光沢剤の有無、めっき条件などで異なり、更にめっき後の品物に熱処理等を行った場合も硬度変化します。

測定目的をしっかりと取り決め、同一条件で硬度測定をおこなうことが大切です。

プレス表面処理一貫加工.comでは、マイクロビッカース硬さ試験機を保有しており、様々なめっきの種類における硬さ測定を行っております。また、めっきの硬さ測定のみならず、めっき被膜の厚みを測定する蛍光X線膜厚計やプレス加工品などを計測する画像寸法測定器などを保有しておりますので、お困りのことが御座いましたら、プレス表面処理一貫加工comへお問い合わせください。