機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ
Q -よくあるご質問
めっき前処理(酸・アルカリ液)の濃度管理はどうやっているの?
A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答
アルカリ液による脱脂洗浄処理(金属表面に付着している防錆油や加工油などの油類、及びゴミを除去)、酸液による酸処理(金属表面の酸化物除去・エッチングなど)の化学薬品は永久的に使用できるものではなく、作業を行っていく毎に濃度低下・劣化していき、めっき処理の不具合発生にも繋がっていきます。その為、液状態の濃度を確認し補給または更新を行っていくことが必要不可欠となります。質問にあるめっき前処理(酸・アルカリ液)の濃度管理方法としては一般的に定量分析法の中和滴定を用います。(注意:使用する化学薬品によって方法が異なる。)
【定量分析法とは】
滴定を行うとき、濃度未知の溶液に含まれる目的物質の濃度を正確に決定するために、標準液を滴下していく。この時、指示薬の変色により終点を知らせてくれる。
標準液の滴定によって目的物質の濃度を知る操作を定量分析法という。
【定量分析法には】
1.中和滴定 2.非水滴定 3.沈殿滴定 4.キレート滴定 5.酸化還元滴定 などがある。
【中和滴定とは】
酸と塩基の反応を利用する滴定。酸や塩基の濃度によってpHが変化し、このpHの変化を色で示すのが酸塩基指示薬である。
【酸塩基指示薬とは】
水素イオン濃度 (pH) により変色する色素で、pH の測定や中和滴定の終点を決めるのに用いられる。
※下記に中和滴定によるイメージ図を貼り付けていますので参考にしてください。
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