Q -よくあるご質問

電気めっきに必要な電気設備はどういったものですか？

A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答

電気めっきはその名の通り電気を用いてめっき処理を施します。

整流器からブスバー・キャプタイヤケーブルを用いてめっき槽のアノード（陽極）・カソード（陰極）へと接続します。

上記の機器・部材内容について簡単ですが下記に記載しています。

【整流器とは】

交流を直流に変換すること。又、電流を一方向に流す装置（直流電源装置）。

めっきは基本直流で加工を行います。

【ブスバーとは】

めっきで使用するブスバーとは一般的に銅帯（銅バー）を意味します。

導電性が良く絶縁被覆がないので放熱も良い、比較的設計高温での使用も可能になる為、大電流化に対応しやすい。

【キャプタイヤケーブル】

通電状態のまま移動可能な電線。一般的に導体（銅線など）とその周りを包む絶縁体、最外周部にゴム等（絶縁体）が使用されている。

【アノード（陽極）】

めっきを行いたい物質を用いる。（ニッケル、スズ、亜鉛、銅など）

電流供給させる事で上記物質の金属原子の酸化が起こり、電解液の中に溶け出させる。

【カソード（陰極）】

めっきを付けたい素材（被めっき物）を用いる。

電解液に溶解された金属イオンが還元されて、素材（被めっき物）の表面に析出される。

プレス表面処理一貫加工.comでは様々なめっきの種類に対応しており、複数のめっき設備を保有しております。種類に応じた適切な設備選定・導入を行う事で迅速かつ安定した品質の品物を提供出来る様、心掛けております。

めっきでお困りの際はお気軽にプレス表面処理一貫加工.comにお問合せ下さい。