機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ
Q -よくあるご質問
メッキとプレスどちらを先に加工した方が良いですか?
A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答
メッキを先に行う場合は、コイル状に巻いてある鋼板にそのままフープ鍍金を施し、その後プレス加工を行います。そのため打抜きプレス加工の場合は切断面のFe露出、曲げ加工等では素材の伸びによりピンホールの拡大や曲げ部のめっき厚が薄くなり完成品としての耐食性が劣ります。
プレスを先に行う場合は鋼板をプレス加工し、その後製品形状にあった処理(バレルめっき、ラックめっき、フープめっき)を行いますので、メッキを先に行った場合に比べ耐食性が向上します。
尚、完成品のコストにおいては、先メッキ材(メッキ付鋼板)を使用した製法は工数減となり、安価となるのが一般的ですが、鋼鈑だけを見ると先メッキ材は高価な材料となり、プレス時の材料ロスが大きくなると完成品としてのコストが逆転するケースも御座います。よって材料取り(ブランクレイアウト)を考慮し、最小限の材料ロスで金型設計することがコストメリットを出すうえで最も重要な内容となります。又、後メッキの場合、耐食性向上の利点と合わせ、プレス時の材料ロスは安価な無メッキ鋼板での廃棄となります。
製品の品質、耐久性からもプレス表面処理一貫加工.comでは後メッキを推奨しておりますが、フープ鍍金後のプレス加工も可能となりますので、品質・コスト面の両観点から最善の御提案をさせて頂きます。プレス・メッキの事ならプレス表面処理一貫加工.comにお問合せ下さい。
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