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プレス表面処理一貫加工.com

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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ

Q -よくあるご質問

金めっきの用途、特徴は?

A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答

『金の性質』

・化学的に安定して、耐食性がよい

・常温、高温度でもほとんど酸化しない(金のイオン化傾向は金属中最小で、王水以外の酸に侵されない)

・電気、熱の伝導性に優れている。

・純度の高い金ほど延性に優れる(やわらかい金属)

 

『金めっき浴』

シアン化カリウムを金属塩として含むシアン浴と非シアン浴があり、シアン浴には、アルカリ性シアン浴、酸性浴、中性浴があり、非シアン浴には、亜硫酸塩金めっき浴があります。

 

アルカリ性シアン浴

最も古い金めっき浴で、この浴から合金成分を選択することによって、様々な色調の金めっきが得られます。主として装飾用の薄い金めっきに使用され、アノードはステンレス鋼、または白金めっきチタンなどの不溶性陽極とする。

工業用の厚付けめっきにも使用されますが、途中で粗研磨、最後に仕上げ研磨が必要となります。

酸性浴

弱酸性と強酸性金めっき浴があり、シアン化金カリウム錯塩がpH3.0の酸性まで安定という事実が発見されてから、遊離シアンを含まない酸性金めっき浴が実用化され、特に電子部品等に多く使用されるようになりました。

弱酸性金めっき浴の主成分は、シアン化カリウムのほかに、pHを安定させるための電導塩・緩衝剤(クエン酸、リン酸塩など)合金金属塩で、それに光沢剤としての有機化合物を含みます。

微量のコバルトまたはニッケルとの金合金めっきは純金に比べて硬いので、硬質金めっきともよばれコネクターや接点に使用され、また一般の装飾金めっきにも使用されています。

強酸性金めっき浴は、シアン化第二金カリウムを用いることにより、pH0~2までの強酸性浴が可能になり、この浴を使用すれば活性化の困難なステンレス鋼の上に直接密着性の良い金めっきが可能になります。

中性浴

中性金めっき浴は電子部品のボンディング用純金めっきに重要な役割を果たし、酸性浴と同様に遊離シアンを含まないので他の金属との合金めっきが容易となる。

亜硫酸塩金めっき浴

この浴の特徴は安全なノーシアン浴であることのほかに、均一電着性に優れ高延性、高耐食性のめっきを与え主として眼鏡や宝飾品に応用されます。

 

プレス表面処理一貫加工.comでは酸性金めっき浴により圧着端子及び電子部品等の加工を長年に渡り行っております。その他、お客様の要望に応じた金めっきの試作から量産までも承っていますのでお気軽にお問合せ下さい。

 

※関連項目(貴金属)
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