機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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ロールtoロールプレス巻取り装置における品質向上のポイント
Before
プレス加工後の製品をロール状(フープ状)に巻取る場合、巻取り後の製品は表裏の両面が交互に接触し合うため、プレス加工で発生する打抜き・せん断等のバリ(かえり)が、巻取っている加工品表面に巻取りテンション(圧力)が掛かった状態で接触し、キズ・打コン等の不具合が発生します。
(上図 :巻取り後のコイル断面参照)
コストダウン事例
After
層間紙・フィルム等を加工した製品と一緒に巻込む事で、製品同士の接触を防ぎ、キズ・打コン等の不具合を低減。更に製品同士の滑りが軽減されることで巻取りテンション(圧力)の安定化に繋がり、巻ズレ等の不具合に付いても抑制することが出来ました。
このように外観を重視する製品、表面の機能性を重視する製品の表面キズ・打コンを防ぐ方法として、層間紙・フィルム材を使用することは、品質向上に繋がる有効的な手段となりますが、次工程でロール状(フープ状)の製品を巻出す際には、これらを取り除く必要があります。部品設計の段階で使用される用途、及び外観の重要性を見極め、求められる製品仕様に応じて判断することが重要となります。
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