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プレス表面処理一貫加工.com

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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ

Q -よくあるご質問

プレス加工ラインにおける不具合検出装置とは?

A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答

プレス加工ラインを自動化(無人化)する場合は、材料供給、並びに加工後の製品排出を自動化すると共に、加工ライン上にセンサー等を用いて加工中の不具合を自動検出し、プレス加工を停止させる装置を設けなければ金型破損はもとより不具合製品の大量発生に繋がってしまいます。

ここでは図のようにフープ材料(コイル材料)をプレス機に自動供給し、加工後の製品をフープ状に自動巻取りするラインを例に挙げ、ライン上で想定される様々な不具合(ミス)を検出する装置を紹介させて頂きます。

 

 

❶材料末端検出
フープ材料(コイル材料)をアンコイラ(巻出し装置)で連続的に送り出しますが、全ての材料を出し終わった際に、材料の末端部分を検出することでプレス機を自動停止させます。

❷ループ上下限検出(張限検出)
プレス機の前後に材料ループ(たるみ)を設け、ライン全体の通板速度をコントロールする装置(機構)です。
レベラーと材料送り装置の速度、製品排出と製品巻取り速度は全て異なる為、その間にループを設け、前後装置の速度でループを維持制御することによりライン全体の通板速度をコントロールします。又、ライン上で何らかの不具合が生じ、ループ上限若しくは下限に達するとプレス機を自動停止させます。

❸ミスフィード検出
金型の中に組み込むことで材料ミスフィード(材料送り不具合)を検出し、プレス機を自動停止させて金型の破損、並びに製品不良の発生を防止する重要な装置です。代表する例としては、材料送りの基準となるパイロット穴を利用して材料ミスフィードを検出するマイクロスイッチ式です。材料送りに不具合が生じてパイロット穴が無い箇所に可動式パイロットピンが来ると、材料がピンを押し上げることでマイクロスイッチが反応し、プレス機を自動停止させます。

❹カス上がり検出
「カス上がり」とは「カス浮き」とも呼ばれ、金型で打ち抜いた材料カスが正常に排出されず金型内に残留する事象で、このカスと製品を同時にプレスしてしまうと製品打痕、金型破損等に繋がります。このカス上りを検出するためには金型の上型・下型にセンサーを設置し、カスと製品が重なった際の距離変化を検出させることでプレス機を自動停止させます。

 

『プレス表面処理一貫加工.com』ではパンチングプレス加工、並びに精密部品の順送プレス加工における金型設計製作、プレス加工、めっき、各種表面処理を一貫して行っておりますので、コスト削減はもとより、もの造りにおける全てのプロセスをご提案させて頂きます。お困りの案件があれば、お気軽にお問合せ下さい。

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