機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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キリンス処理代替えとして過酸化水素系化学研磨方法の特徴
Before
キリンス処理は金属表面を化学的に溶解する処理方法で、バリ取りやスケール除去、金属表面に光沢を付与する目的で、古くから用いられている化学研磨処理方法です。通常、キリンス処理は濃硝酸をベースとした硫酸、塩酸の混酸液に金属を浸漬させ、金属表面を溶解させることから処理の際、大量に窒素酸化物を発生してしまいます。窒素酸化物は酸性雨など環境に影響を及ぼすほか、人体にも有害であり、また、局所排気装置などの設備コストもかかることから、キリンス処理に代わる処理方法を検討する必要があります。
コストダウン事例
After
過酸化水素を主剤とした化学研磨を使用することでキリンス処理同等の表面処理が可能となります。廃液処理が容易であり、浴寿命が長いことからコストメリットにもつながります。また、窒素酸化物などの有害なガスの発生もなく、環境にも低公害性となっています。
化学研磨処理法としてキリンス処理は古くから用いられていますが、処理の際に有毒ガスとなる窒素酸化物が発生することから、環境・人体影響、作業性など問題となっていました。代用として過酸化水素系を主剤とした化学研磨は、最終的に無害な水と酸素に分解するため、環境にやさしい物質といわれ、近年では性能、作業性、コスト的にも有利さがあることが認知され、利用は拡大してきています。プレス表面処理一貫加工.comでは、環境に配慮した化学表面処理(過酸化水素系化学研磨)の実績がありますので、お気軽にお問い合わせください。
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