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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ
Q -よくあるご質問
亜鉛めっきとはどういったものですか?
A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答
亜鉛めっきは鉄と親和性があり【犠牲防食】という作用が働き、亜鉛めっきを鉄の表面に施すことで、亜鉛自らが溶解し鉄の腐食を抑制する働きを行います。
亜鉛めっきは主に【電気亜鉛めっき】と【溶融亜鉛めっき】に大別されます。
【電気亜鉛めっき】
電気を介した溶解液の中に鋼材を浸漬させ、めっき皮膜を作る。
皮膜は薄く、膜厚は2~25μm程度。均一に付着できるのが特徴で、亜鉛めっきはイオン化傾向が大きく腐食(白錆び)しやすい為、めっき後にクロメート処理を施す事で更に耐食性が上がり、仕上がりの美しい装飾品などや自動車、電子機器部品などにも用途がある。
電気亜鉛めっきの浴組成としては主に下記3種類が用いられる。
<シアン化亜鉛浴>
- 塗装下地や2次加工、強力な密着性が必要な場合。
- シアンを使用している為、排水処理に負担が掛かる。
<ジンケート浴>
- 被覆力と均一電着性に優れるが、めっき被膜が硬く柔軟性に乏しい。
- 排水処理への負担が軽く、公害防止上有利。
<塩化亜鉛めっき浴>
- 鋳物や高炭素鋼にもめっきする事ができ、光沢・レベリング性に優れているが均一電着性が悪く、被膜物性が良くない。
【溶融亜鉛めっき】
一般的にドブ漬けとも呼ばれています。
高温によって溶融した亜鉛を鉄表面に浸透後に冷却させることで、鉄と亜鉛が強く結合される。
鋼板の表面に亜鉛めっき皮膜が形成され、鉄から進行する腐食を抑制する。
皮膜は厚く、膜厚は49~100μmと、厚みのある皮膜が生成できる為、耐食性に優れ、ガードレール・グレーチングなどの道路設置物、屋外設備機器といった自然環境の厳しい所で使用される。
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