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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ
Q -よくあるご質問
シアン系排水の処理方法とは?
A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答
シアン系排水を処理する方法には、アルカリ塩素法、オゾン酸化法、電解酸化法などがあります。
① アルカリ塩素法
シアン系排水の処理の最も一般的な方法であり、アルカリ性で次亜塩素酸ソーダを添加反応させ、次に中性にして更に分解反応を行わせる。
<第一段反応> PH10以上、酸化還元電位 300mv~350mv
NaCN+NaOCl→NaCNO+NaCl
<第二段反応> PH7~8 酸化還元電位 600mv~650mv
2NaCNO+3NaoCl+H2O→N2+3NaCL+2NaHCO3
反応を制御するため、PH計及びORP計が使用される。又、アルカリ塩素法では、鉄、ニッケルのシアン錯体は分解されないので注意を要します。
② 電解酸化法
濃厚シアン廃液を処理する場合、薬品添加による酸化法では反応時に発熱があり処理が不完全になる場合があります。濃厚廃液を効率よく経済的且つ安全に処理するには電解酸化法が適しています。
不溶解性の電極を用いて電気分解すると、陽極で酸化反応が起こることを利用してシアンを酸化分解します。
③ 紺青法
シアン排水中に鉄やニッケル、コバルトなどが含まれていると安定な錯塩を形成してアルカリ塩素法や電解酸化法では酸化分解が困難となります。この様な場合には紺青法を用い錯塩の特性を利用して難溶解塩を生成させ凝集沈殿により除去します。
この様に、プレス表面処理一貫加工.comでは、ISO14001の認証取得を行い、水質汚濁防止法を遵守し周辺環境への配慮を重視しています。
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