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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ
Q -よくあるご質問
「酸化」及び「還元」反応とは?
A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答
元々酸化とはある物質が酸素と化合し酸化物なるという意味があり、還元とは酸化物から酸素を取り去り、元へ還すという意味があります。
しかしながら現在では、酸化還元は酸素の授受に限らず電子(e)の授受の立場から、化学反応のうち反応物から生成物が生ずる過程において「原子、分子、イオンが電子(e)を失う時、それらは酸化されたといい、逆に電子(e)を得る時、それらは還元された」といいます。
酸化還元反応では必ず、物質の酸化プロセスと同時進行で還元プロセスが存在します。
化学変化には、中和反応(複分解反応)のように電子の授受がなく、単に化合物の構成成分の組み換えが起こっている反応は酸化還元反応とは言いません。
【中和反応の例】 NaOH+HCl→NaCl+H2O
【酸化還元反応の例】 2Cu+O2→2CuO
【あるいは】 2Cu→2Cu2++4e (酸化反応/電子を失う)
O2+4e→2O2- (還元反応/電子を得る)
金属銅を空気中で加熱すると空気中の酸素と徐々に反応し、褐色の酸化銅(Ⅱ)(CuO)に変化します。この時、金属銅は酸素に酸化され酸素は銅に還元されたとなります。
電気めっきでは、金属イオンを含んだ電解液に被めっき物を入れ電流を流して電気分解を起こし自発的には進行しない酸化還元反応を電気の力で進行させ被めっき物の表面に目的の金属を還元析出させ、目的の機能を持たせる技術です。
【-極の反応】 M2+(金属イオン)+2e-(電子)→M(金属)・・・電子を得る
【+極の反応】 M(金属)→M2+(金属イオン)+2e-(電子)・・・電子を失う
プレス表面処理一貫加工.comでは電気めっき以外にも様々な表面処理及び金型・プレス加工の一貫生産が可能となっておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
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