機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ
Q -よくあるご質問
亜鉛めっきの6価クロメート処理と3価クロメート処理の特長と市場動向を教えてください
A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答
亜鉛めっきのクロメート処理は、使用している薬剤のクロム価数によって6価クロメート処理、3価クロメート処理に分類されています。
6価クロメート処理の特長と市場
6価クロメート処理は、クロム酸を主成分として硫酸、硝酸などを含む処理液に金属を浸漬することで、金属表面に酸化皮膜を形成する亜鉛めっきの代表的な防錆処理方法です。6価クロメート皮膜は、水分と6価クロムを含み、皮膜が傷付いた場合には、皮膜中から6価クロムが染み出して新たなクロメート皮膜を生成いたします。少々の傷付きであれば、耐食性に影響が少ないということになります。これは、自己修復作用と呼び、6価クロメートの長所であると言われております。ただし、近年、ELV廃自動車指令、WEEE廃電気・電子機器リサイクル指令、RoHS指令など特定有害物質の制限に関する指令の発令によって6価クロムが規制されつつあり、6価クロメート処理の市場は衰退し、6価クロムを含まない3価クロメート処理への代用が進んでおります。
3価クロメート処理の特長と市場
3価クロメート処理は、硝酸クロム、硝酸コバルトを含有するものが一般的で有機酸含有処理液が多く、処理液に金属を浸漬することで、金属表面に酸化皮膜を形成いたします。自己修復作用が無い為、傷付きによる耐食性は、6価クロメートより劣ると考えられています。ただし、それ以外の物性に関しては、6価クロメートと同等又はそれ以上となってきており、現在では、自動車部品、機械装置部品などの表面処理として様々な分野で使用されています。近年の環境規制の高まりによって3価クロメート処理の市場は、今後も成長していくものと考えられています。
プレス表面処理一貫加工.comでは、環境負荷物質である6価クロムを含まない3価有色クロメート、3価光沢クロメート、3価黒色クロメートの技術を確立しており、高品質な製品を提供いたします。
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