機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ
Q -よくあるご質問
引っ掛け式めっきの膜厚のばらつきは何故起きるのか
A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答
引っかけ式めっきではラックと呼ばれる治具を使用し、品物が処理工程中に落下しないようにし 電流を品物に供給するという役目があります。
品物の大きさ・形状・処理槽の大きさ・生産性を考慮し条件に合った治具を使用し生産します。
電気の特性は流れやすい部分に集中しようとします。めっき処理に使用する治具に於いても同様の事が言えます。
使用治具に電流を流すと電流は均一に流れるのではなく、電流が集中しやすい部位に向かって流れるため電流集中箇所が発生します。(下記図参照)
電流は下記図のように流れ、電流の集中度は『治具下段→左右外周→上段』の順となり、最も流れにくくなる箇所が治具中心部となります。そのため品物の掛かる位置により電流が集中しやすい箇所と、集中しにくい箇所で品物の膜厚の差が発生します。
このような膜厚差のことを、膜厚ばらつきといいます。
この現象は治具に品物を多くかければかけるほど膜厚ばらつきは大きくなり、形状の大きな品物に於いても同様な現象が発生致します。
(電流方向と集中箇所)
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