機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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メッキ不良を防ぐメッキ加工部品のコストダウン設計のポイント3
Before
ラックのような治具を用いた電気メッキは、製品の形状が箱型の場合、下側に処理液が溜まり不メッキの部分ができることがあります。製品内に処理液を残したままワークが次工程へ持込まれ、各層の処理液が混ざり合ってしみや汚れの発生の原因になります。その結果、後処理にコストがかかります。
コストダウン事例
After
処理液が残る可能性があるコーナーには、設計上問題がなければ、設計時に処理液の捨て穴を作ることでメッキをつけることが可能になります。処理液のための捨て穴の加工で1工程が増えることになりますが、後処理がなくなるため、全体で考えた場合は工程・コストが削減されます。
ラックのような治具を用いた電気メッキは、箱型の製品の場合、コーナー(下側になる箇所)に液が溜まりメッキがつかず、また各層の処理液が混ざり合って汚れてしまいます。設計変更ができれば捨て穴を作ることで、処理液を抜くことができ、メッキはきれいにつくため、処理液も汚れません。捨て穴を作ることで歩留まりと品質を向上させることができます。
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